stores シート読本

このページでは、stores シートに並ぶ列の情報をきっかけに、スターバックスのちょっとした楽しみ方をお話しします。特にスタバ巡り初心者の方は、こういったところを気にしながらお店を訪れると、店舗巡りが少し立体的になるかもしれません。

コーヒー ブレイクのお供に、ゆるく読み物として楽しんでもらえるとうれしいです。

☕️ prefecture:スタバのない都道府県ってあるの?おすすめの県は?

2015 年 5 月 23 日に鳥取県へ 1 号店がオープンし、いわゆる「スタバ空白都道府県」はなくなりました(2026/5 時点)。ただし、都道府県内でも出店地域が偏っているケースは多く、実質的な空白地帯はまだまだ各地に残っています。

とにかくスタンプの数を集めたい、という初心者の方には、身も蓋もなく言えば「都会」に出るのがいちばんの近道です。とはいえそれでは面白くないので、それ以外の楽しみ方をひとつ。

たとえば高知県は、7 店舗が高知市内のごく狭いエリアに密集しています。さらに各店舗で互いに「高知家」として紹介しあっているのがユニークな取り組みです。こういうエリアは、スタバを巡るだけの旅先としても魅力的ですし、パートナー(店員)さんとも会話してみると、より楽しめると思います。

☕️ pricing_tier ってなに?

2025 年 2 月 15 日から導入された、立地や商圏の特性に応じた立地別価格の区分です。

施策の詳細はこちら。 https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2025-5387.php

具体的には、サービス エリアや空港などが「特定立地価格 A」、東京 23 区や大阪市内などの一部店舗が「特定立地価格 B」です。要は「こうした店舗はちょっと値上げしますね」というものです。家賃も人件費も違うので、致し方ないところでしょう。

だから買わない、というほどのものではないでしょうが、「あれ? 値段がちょっと違わない?」と気になったときは、これが原因かもしれません。

☕️ station は何を指してるの?改札内ってこと?

少し名前から想像しにくいのですが、これはあくまで「新幹線の駅にある店舗」という括りです。在来線や私鉄はここには含まれませんし、改札の内外も関係ありません。

そして、ここで難しいのが改札(ラチ)の中か外か、です。結論から言うと、この区分けは簡単にはできません。店舗名や住所に「ラチ内」と書いてあれば間違いなく改札内です(ちなみにラチの語源は「埒」「ラチェット」と諸説あります)。一方で、書いていなくても改札内ということもあるので、気になった店舗はそのつどしっかり調べてくださいね、ということになります。

たとえば「エキア北千住店」は東武伊勢崎線北千住駅の改札内にありますが、「北側連絡通路途中」だと土地勘のない人には読み取れませんよね。あと、駅構造に精通していないと、たどり着くのも一苦労な難店です。 https://store.starbucks.co.jp/detail-562/

☕️ airport ってゲートの外のこと?

これも station 同様に歯切れが悪く、広く「空港にある店舗かどうか」を指しています。ゲートの手前か先かは関係ありません。

結論から言うと「毎回調べてください!」です。店舗名に「ゲートエリア店」とついていることもありますが、そうでない店舗もあります。特に成田や羽田はそもそも店舗数が多いので、モバイル オーダー & ペイで注文するときは十分にご注意ください(航空券がないと取りに行けません)。

ちなみに先回りしてお伝えしておくと、マイストアパスポート修行の難関のひとつが空港です。特に国際線の場合は、本物のパスポートが必要になります(笑)。長期的な海外旅行の計画も立てておきましょう。

☕️ regional_landmark ってなに?

正式名称は「リージョナル ランドマーク ストア」。詳しくは以下のサイトをじっくり読むのをおすすめしますが、簡単に言えば「各地域の象徴的なお店」です。 https://store.starbucks.co.jp/concept/

どこも行ってみたくなるような素敵な店舗ばかりですし、むしろ周辺の観光込みで訪れるのがおすすめです。ぜひ時間に余裕をもって出かけてみてください。

お店の方にも(お忙しくなさそうであれば)話しかけてみると、たいていのパートナーさんが店舗に対する誇りや想いを持っていらっしゃるので、いろいろなお話を聞かせてもらえると思います。リージョナル ランドマーク ストアに限った話ではありませんが、せっかくのスタバ巡りなのですから、会話も大切にしたいですね。

☕️ reserve ってなに?

正式名称は「スターバックス リザーブ®」。通常店舗では味わえない、ワンランク上のコーヒー体験ができる特別な店舗です。詳しくは以下のページをご覧ください。 https://www.starbucks.co.jp/reserve/

もちろん普段のカジュアルなコーヒーも扱っていますが、せっかく訪れたのなら、ちょっといいコーヒーを頂きたいところ。あまり詳しくなければ、その旨をバリスタさんに伝えれば丁寧に説明してもらえますので、構えなくて大丈夫です。むしろ、抽出しているところを見せてもらえたり、挽きたての豆の香りを嗅がせてもらえたりと、いろいろ楽しめます。

フードとのペアリングも魅力のひとつです。「おいしそうなケーキがあるので、これに合うコーヒーをください」でもいいですし、逆に「このコーヒーのお供にはどれが合いますか?」というのも楽しい注文の仕方です。会話も含めて味わいたいお店です。

☕️ tea_cafe ってなに?

正式名称は「スターバックス ティー & カフェ」。お茶のラインナップが充実した店舗で、ブランドとしては「TEAVANA」というキーワードも使われます。 https://www.starbucks.co.jp/teavana/teavana-store/

紅茶だけでなく煎茶や抹茶を使ったメニューもあり、魅力的な商品が多いので、何度でも足を運びたくなります。スタバの雰囲気は好きだけれどコーヒーばかりはちょっと、という方にもおすすめです。

逆に、通常のスタバ店舗で開催されているキャンペーンが行われていないこともあるので、「ちょっと別のお店」くらいに思っておくとよいかもしれません(多くの場合、Tea & Cafe 店の近くには通常店舗もあるはずです)。

☕️ book_cafe ってなに?

書店が併設され、本を読みながらコーヒーを楽しめる店舗です。

多くは TSUTAYA・蔦屋書店ですが、くまざわ書店、MUJI BOOKS、丸善、未来屋書店、変わり種では図書館との同居というパターンもあります。お近くの店舗を調べてみると面白い発見があるかもしれません。

お店ごとに細かなルールが異なる場合がありますので、それぞれの案内に従って楽しみましょう。人気店は朝早くに行かないとすぐに席が埋まり、なかなか空かないこともあります。計画的に訪れたいですね。

☕️ my_fruit ってなに?

正式名称は「My フルーツ³ フラペチーノ®」。これを楽しめる店舗を表します。 https://www.starbucks.co.jp/assets/images/web2/images/products/pdf/MyFruits3_menu0714.pdf

ブレンドするフルーツ、ドリンクのベース、カップにイン(カップイン)するフルーツ、ホイップクリームを自由に組み合わせ、自分だけのオリジナル フラペチーノを作ってもらえます。期間限定で特別な組み合わせが登場することもあれば、アサイー & ブルーベリーのようにレギュラー化していくものもあります。

まだ店舗数は多くありませんが、既存店舗がいつの間にか My フルーツ フラペチーノを出すようになっていた、ということもあります。ときどき「近くのお店が対象になっていないかな?」と覗いてみるのもおすすめです。

☕️ family_friendly ってなに?

正式名称は「Family Friendly」店舗(で合っていますよね…?)。お子様連れのお客様に気兼ねなく楽しんでもらいたい、という想いで運営している店舗です。1 号店である「越谷イオンレイクタウン mori 3階店」のプレスリリースを紹介しておきます。 https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2024-5246.php

実際、コンディメント バーでお子さんが楽しそうに盛り上がっているのを見ると、なんとも微笑ましい気持ちになります。まだ店舗数は多くありませんが、もしお近くにあれば、お子さんを連れて訪れてみてはいかがでしょうか。

☕️ alcohol ってなに?飲めるの?

はい、飲めます。一応。

2026/5 時点では、銀座マロニエ通り店と STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO の 2 店舗のみで、どちらも特殊な店舗だというのがおわかりいただけると思います。

銀座マロニエ通り店は、2022 年 2 月 3 日のリニューアルで、イタリアをモチーフとした食文化を楽しめるお店に生まれ変わりました。 https://stories.starbucks.co.jp/stories/2022/ginzamaronietori_renewal/

STARBUCKS RESERVE® ROASTERY は、まさに「コーヒーのテーマ パーク」と呼べるくらい、コーヒーを多角的に楽しめる場所です。世界に 6 店舗(2026/5 時点)あるうちのひとつが東京・目黒にあります。ある意味、聖地のような場所ですから、機会があればぜひ。もはやアルコールはどうでもいいですね(笑)。 https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/

ちなみに、両店舗とも単価の高い商品が多いので、ここぞとばかりに、貯まったスターをリワードに替えて使うのが密かなおすすめです。eTicket 800 のような高レートのものは、こういうときに使いたいですね。

☕️ clover_vertica ってなに?

先に公式情報を見てもらった方が早いですね。コーヒーを淹れる機械の話です。 https://stories.starbucks.co.jp/stories/2025/cloververtica/

いわゆる普通の(?)コーヒー、すなわち「ブリュード コーヒー」(以前は「ドリップ コーヒー」と呼ばれていました)は、お店であらかじめ丁寧にたくさん淹れておき、注文を受けたらサッと注いで提供する、というスタイルでした。今でも大半の店舗がそうです。ただ、作り置きのため、最後の方はどうしても時間が経ってしまう、というのが課題でもありました。バリスタの皆さんも、その品質維持には相当神経を使っていらしたことでしょう。

クローバー バーティカは、上記ページにあるとおり、コーヒー豆の種類に合わせて 1 杯ずつ自動で適切に淹れてくれる機械です。注いで出すよりは時間がかかるとはいえ 30〜40 秒ほど。「お会計+ちょっと」と思えば、そこまで気にするほどでもないでしょう。

味は、違います。「うまい・まずい」ではなく。

そして素晴らしいのは、「あー、今日はその豆かー」という当たり外れに対して、格段に体験が良くなっている点です。たとえば、私はあまりカフェ ベロナが得意ではないので、毎月 20 日はハズレの日になりがちなのですが(笑)、クローバー バーティカのお店なら、好きな豆を気兼ねなくお願いできます。

加えて、デカフェを待たずに飲めるのは本当に大きな進歩です。「お時間かかります、すみません…」と恐縮されるのが申し訳なくて注文をためらっていた方も多いでしょう。もう大丈夫です!

まだリザーブ店を中心とした展開ですが、徐々に対象店舗は増えています。もしそういうお店にあたったら、ぜひ飲み慣れた豆でチャレンジしてみるとよいでしょう。

☕️ drink_size ってなに?

これは、利用者にとって不満の多いスターバックスの施策のひとつです。

簡単に言うと、「このお店はトール サイズの飲み物しか作りません」という店舗かどうかを表したものです。「えー、そんなひどいお店があるの!? なんなの!?」と思いたくなりますよね。

理由はちゃんとあって、対象になっているのは「ものすごく忙しいお店」ばかりです。つまり、サイズごとの作り分けにかかるコストもバカにならない、というわけです。これは単に「注ぐ量」の話ではなく、バックヤードでの各サイズ分のカップやフタの管理までも含みます。実際、トールのみのお店にはショートのカップは在庫がありません。それくらい徹底しないと回らない、というのが本音のところでしょう。

わかるけどさースタバくん、、、でもさぁ、、、溝は埋まりません(笑)。

ちなみに最大の罠を言うと、「One More Coffee」と呼ばれる、ブリュード コーヒーの 2 杯目を安くいただけるサービスも影響を受けます。1 店舗目でショートを頼んでいて、2 店舗目がトールのみのお店だと、なんと One More Coffee の恩恵を受けられません。「えー、そんなひどいお店があるの!? なんなの!? カップがないって言われても、ショートの分だけ入れてくれればいいじゃん! ……あ、そもそもお忙しいから、そういう面倒なのはできないのでしたっけ?」となるわけです。

ちなみに、似て非なる店舗もあります。「ショート サイズだけ提供しません」というタイプです。グランデやベンティは喜んで!と言われると、「単価の安いものを売りたくないんだよね」というふうにも見えてしまい、あまり印象がよくないと思うんですけどね…。

☕️ limited_area ってなに?

stores シートにある謎の limited_area。これ、実は「非公開店舗」を表すフラグです。たとえば、限られた利用者だけが入れるエリアにあって、公開されている店舗一覧には出てこないお店がこれにあたります。

Web 登録済みスターバックス カードで支払いをした場合は、マイストアパスポートにも記録が残ります。そのため、マイストア取込を実行すれば、こうした非公開店舗も STB Tracker の stores シートに反映されます。

店舗によっては、ときどき近隣の方向けに開放するようなケースもあるようです。気になる店舗があれば、ぜひ調べて狙ってみてください。